「糸島」につづいて、延命寺ご住職・星川夫人と3人で訪れたのは、田村史先生の拠点「大宰府」!!
おふたりは、午前中に大宰府詣で、九州国立博物館見学を済ませ、私は史先生の勤務校、筑紫女学園大学のガムラン授業見学から合流しました。
「あなたたちもやってみなさい」の一声で、学生さんにまじってプチレッスン!兵庫教育大学勤務時代、毎年夏休みに集中講義で史先生においでいただいていましたが、そのとき以来ひさしっぶりにガムランの楽器に触りました!!けっこう体感覚で覚えているものですね。
同じフレーズをずっと繰り返しているうちに、瞑想状態へ(;^ω^)
ガムランは元来、神さまに奉納する音楽ということもあり、史先生のスピリチュアル度はハンパないんです!!
それにしても、やっぱり学生さんたちカワイイなあ!
「箸が転んでもおかしいお年頃」ですね~(*^。^*)!
つづいて、国の特別史跡・四王寺山「大野城跡」へ。
「白村江の戦い」で唐・新羅連合軍に敗れた大和朝廷が、百済亡命貴族の指揮下で665年に築城し防人を配置した、日本最古の朝鮮式山城跡です。
防人、、、まさに「万葉集」のロマンですね~(´▽`*)
おひるごはんは、史先生行きつけの割烹へ。福岡はお魚、肉、野菜、果物、なんでもとびきり美味しくて安いので、食の面では先生もしかしてご主人・サプトノ先生(ジャワガムランの巨匠)が住んでいるジャワより気に入っているかも~!(^^)!
写真は↑おばが作ってくれた手料理
食後は、中国・韓国からの観光客でごったがえす大宰府の参道散策。
梅ヶ枝餅もゲットし、次なる目的地、西日本最高の仏教美術の殿堂「観世音寺」へ。
天智天皇が発願され、聖武天皇の御代746年に完成。
現在残る伽藍はすべて近世の再建ながら、平安から鎌倉時代の「馬頭観音」「不空羂索観音」「十一面観音」など重要文化財の諸仏が、宝蔵にて公開されています。(写真撮影不許可)
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日本最古の梵鐘の音、聞きたかったなあ、、
つづいて、、鑑真が753年に太宰府を訪れ開山、761年に聖武天皇の勅願により観世音寺の境内の一角に設置した「戒壇院」↓
タクシーで回っているとはいえ、かなりへとへとになってきました(;^ω^)、、
最後の訪問地は、万葉集に"遠の朝廷(みかど)"と詠まれた「大宰府政庁跡」。
7世紀後半、大和朝廷が律令国家のもとに設置した地方行政機関跡で、現在は史跡公園となっています。その規模は平城京、平安京に次ぐ大きなものだったとのこと。。
ここで史先生は大学の授業に戻り、私たち3人は「大宰府展示館」を見学してタクシーで空港まで。
おふたりはそのまま夕方のフライトで東京に戻られました。
史先生にお目にかかることで、亡くなった星川京児さんの極秘ミッションを果たされたようでよかったです(^^)/!!↓
↑星川康江さん、河野亮仙住職、田村史先生
じつは私、福岡県北九州市生まれなのですが、自分のルーツが九州の古代史と切り離せないような気がしてなりません。
今後、もっともっと掘り下げていきたいと思います。
つづく