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  • 執筆者の写真田中悠美子

現代浄瑠璃『きよひめ』@国立劇場おきなわ小劇場

更新日:2020年4月15日

2019年7月17日、

国立劇場おきなわで

『組踊上演300周年記念・特別講座』

シリーズの一環として行われた

研究講座「執心鐘入をめぐって」

~第3回 :文楽「日高川」

において、

現代浄瑠璃『きよひめ』を

三味線弾き語りで

演奏させていただきました。



義太夫節

『日高川入相花王』〜「渡し場の段」の

抜粋に補綴部分を加え、

後半で声明(仏教声楽)の至宝・新井弘順先生(真言宗豊山派)

と共演させて頂くという

なんとも光栄な舞台!



新井先生は、

現代音楽最盛期時代から

石井真木などによる新作上演で世界的に活躍されている、

いわば"前衛音楽慣れ"💦した

声明のスーパースター!



高橋悠治さんの新作で

ご一緒したことはありましたが、

まさかのガチの共演にも

まったく垣根がなく、

私の無理な申し出にも

すんなり応じてくださいました

戦後のリベラルな教育を受けたインテリで、

研究家肌でもあり、

今回の声明に関する実演付きレクチャーも、

まるで学会発表のような濃い内容。

そして何より

お人柄がなんとも穏やかで

高次元高波動💛

沖縄での本番前日リハーサルの直後に

なにわのマジシャン大石先生に

電話遠隔していただいた時、

「きみ次元上昇したようやなあ」と

言われたのは、

新井先生のおかげだったのかも

しれません。

ところで今回の改作で、

新しい詞章を書き足して

作曲した部分。


じつは超意識覚醒の鮫島師による

神域ツアーで

学び体験したことと、

神ってるドクター五島秀一先生の

宇宙創成のお話が繋がって

安珍清姫のストーリーなのに

イザナミノミコトまで登場し💦

神道の祝詞風唱え言と

仏教の声明が

同時に演奏されるという事態(;^ω^)

になりました(;^ω^)が、

お陰さまでばっちり決まって

お客様や劇場スタッフの

みなさまに喜んでいただけました!

「現代浄瑠璃」というネーミングのもとに

このような暴挙を許してくれた

国立劇場おきなわの

茂木仁史さんに

感謝・感謝です

リハーサルが行われた

国立劇場おきなわのお稽古場にて、

師の声と筆者の声が初めて重なり合った瞬間の感動は、

一生忘れられません。


国立劇場おきなわで声明が演奏されるのも、

今回が初めてだったそうです。


終演後、

文楽の『日高川入相花王』について

講師としてレクチャーした

国際基督教大学の矢内賢二さんもご一緒に、

今回の企画者である 国立劇場おきなわに勤務される

茂木仁史さん、淳子さんご夫妻の

すてきなタワーマンションに。


おふたりとは、仁史さんが

東京の国立劇場制作室勤務の頃からの

長いお付き合いです。

ご縁に感謝💛



そしてなんと!ふたりして

沖縄移住を決められたとのこと!!

羨ましい限りです(*´ω`*)



満月の夜でした。




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