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執筆者の写真田中悠美子

わたしの世界観49~セミナー三昧&音楽活動

7月末には

家人が緊急入院する事態が起きました。



異常に暑い日々が続くなか、

仕事であちこち飛び回りすぎ、

原稿の引き受けすぎ、

趣味の社交ダンスもお友だちとの交流も

めいっぱい詰め込みすぎたせいか、

肺炎を起こしてしまったのです(+o+)、、、



幸い近くの病院に入院できたので

1週間ずっと通うことができましたが、

「自信が服を着て歩いているような人」

(;^ω^)だったのに、

本人はかなりショックだったようで

なんと弱気発言が(^^;)、、、、


過信は禁物。

世の中何が起こるかわかりません。

からだが動くうちに(;^ω^)

今やれること、やりたいことを

やっておかねば!!!


8月は、土日にリアルセミナーが

重なりがちな新規3講座が

並走を始めたため、

オンラインで録画を視聴できる

「トライブ」セミナーは

パスする事態に、、、



初旬に行われた

「フォースメソッド」の伝授では、

「伝授を受けることを自分に許可しましょう」

という鮫島さんの言葉で

涙が出てきてしまいました。

そして最後にある映像が見えました。



その不思議な映像が何を意味するのか

まだわかりませんが、

未来に起こることと

なにかかかわりがあるようです!!!


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7月8月9月と

並走するセミナー受講や

モニターセッションで

怒涛のように過ぎて行きましたが、

その合間に音楽活動もできました



7月なかばには ドイツ出身、京都在住のヨシュア・ヴァイツェルくんと 斎藤僚太くんの 「現代三味線デュオ」 にゲスト参加。 ヨシュアくんが学生時代 日本に留学しているときに 義太夫三味線を教えたことがあり、 日本人の声楽家の奥様とも 交流があります。 三味線で不思議な音を出しながら 即興する人は、 日本人では私が唯一のはず(;^ω^) でしたが、 まさかドイツ人と日本人の若い男の子たちが フォロワーになるとは(;^ω^)、、、 私はエレキ大正琴で 三味線デュオに乱入して やりたい放題演奏(;^ω^)!!! 場所は水道橋の”Ftarri”という 若いころからお世話になっている 実験音楽レーベルの地下基地。 こじんまりしていて 居心地のよい空間です。 8月なかばには、同じ”Ftarri”の 6周年記念コンサートVol.3に出演。 鈴木オーナーから、 雅楽の龍笛と楽琵琶を演奏する 東京藝術大学邦楽科卒業の超若手 清田裕美子ちゃんとのデュオという オファーを受けました。 龍笛の現代音楽ソロは レベルが高くて驚きましたが、 即興は始めてということで エレキ大正琴とのデュオを成立させるのに 一苦労(;^ω^)、、、 なんとか力技で(;^ω^)成立させちゃいました!!! そのほかのラインナップは 藝大出身、大人気のパーカッショニスト& ボーカリストの角銅真実 と 横手ありさのボーカルデュオ、 プリペアド・ピアノ&自作楽器のすずえり と 自作楽器の大城真のデュオと、 ちまたでは絶対ありえない 摩訶不思議な音楽とパフォーマンスと インスタレーションに 時間が経つのを忘れてしまうので ありました。 終演後は、裕美子ちゃんが所属している グループ「音・音」のメンバーという 藝大の音楽音響創造作曲専攻の 大学院生女子2人にもあえて、 すっかり若返った気分に!!! 9月なかばには新宿ピットインで行われた ジョン・ラッセル & ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ 日本ツアーにゲスト参加。 ジョンは、フレーズや音楽語法や調性を超えた フリーインプロヴィゼーションの求道者である デレク・ベイリーの演奏方法を最もストレートに継承している ギタリストと言われています。 2014・15年にロンドンで共演し 意気投合したご縁で 日本ツアーにゲストで呼んでくれました。 ストーレは、いまや即興音楽大国ともいえる ノルウェーのドラマー。今回初共演です。 ゲストのネッド・ローゼンバーグは 若いころからの音楽仲間で、 ニューヨークでも何度か共演しています。 大友良英氏は 1990年代なかばに ノイズバンドGROUND ZEROに 招へいしてくれて以来の知り合い。 その後ゆるいつながりはありましたが、 一緒に音を出すのは めちゃくちゃ久しぶり。 そこになんと坂田明大将が 当日突然飛び入りという 超豪華ラインナップ!!!! ジョンは、心臓病で長期入院していたので 体調が心配でしたが、 案の定、杖をついてゆっくり歩かないと 胸が苦しいようす。 それでも「音が一番の薬」と ステージにあがって、 とんでもなく嬉々としたはつらつパフォーマンスで われわれを驚かせました! 初共演のストーレも、旧知の仲のゲスト陣も、 いったん一緒に音を出したら 男女の別も、年齢の差も、国籍の違いも 何も関係なくなって、 自由自在に音でコミュニケーション!!! 特別な時間を聴き手と共有することが できました。

9月後半は、あと2つ演奏の案件が。 ひとつはGIGANOISE6@秋葉原グッドマン。 doravideoこと一楽儀光さん主催の ノイズの祭典です。 数々のプロのノイズミュージシャンに混じって エレキ大正琴でノイズに挑戦するという無謀を しでかしました。 お相手は地下アイドル(;^ω^)の 姫乃たまちゃんというご指定。 もちろん初共演です。 自宅では 大正琴にエフェクターを3つ繋げて、 小さなギターアンプで 練習していたのですが、それが間違いのもと。 20分ほどのセッティング替えの時間で かなりあせってセッティングし、 音出しもできないまま本番に突入したら、、、 ややや!音が出ない( ゚Д゚)!!!! たまちゃんはカラオケをガンガン鳴らして 歌っているので、 カラオケの音しか聞こえて来ず、、、 さすがに焦りまくって エフェクターのスイッチを1つ切ったら なんとか音が出ましたが、 やっぱりカラオケの方が大音量(;^ω^)、、、 やっちまったぜ(;^ω^)!!! もっと爆音が出て、 たまちゃんの歌と 大乱闘する予定だったのに(;^ω^)、、、 これはもうどうしようもありません(;^ω^)、、、 一楽さんのブログで 「今回一番の問題作(笑) たまちゃんの物怖じしない堂々たるステージングと 田中さんの音楽的懐の深さで妙な化学反応を起こし、 アイドルの後ろでジミヘンが大暴れしているかの様な スカムサイケな世界が展開されて本当に面白かった。」 と評されてしまいました(;^ω^) 次回のリベンジまでに 爆音が出るように 修正しておきます(;^ω^)!!!!



そしてその2日後。 大友良英氏の依頼により 某国営放送局スタジオで 来年の××ドラマの録音に参加!! 大友氏は、バンドや即興演奏の活動よりも 映画音楽やTVドラマの作曲、 日本各地の芸術祭の音楽監督などの仕事で 知られています。 朝の連ドラ「あまちゃん」の音楽でブレイク。 ノイズバンドをやっていた頃から、 実験音楽の分野では世界的に大活躍していましたが、 まさか××ドラマの音楽を担当するようになるとは、、、 世の中何が起こるかわかりません。 (2度め(;^ω^)) 今回の録音では どうしても太棹を使ってほしい楽曲があると言われて、 病後始めて 義太夫三味線を演奏することに、、、 4月の病後復帰第一弾のお寺ライブでは、 重たい太棹は体力的に無理と感じたので 細棹三味線で代用していたのですが、 まさかの 太棹復帰をすることになりました。 (ちなみにこの録音は使われませんでした(;^ω^))

しかも、あまりにしばらくぶりの演奏で 自宅に付属品の駒(ブリッジ)を忘れてくるという 大失態(>_<)!!! 幸いに、心配して付き添ってくれた家人が 家まで取って返して駒を探して届けてくれましたが、 届くまでの時間ななんと、、、 試してみたら結構「それらしい音」がしたので 駒の代わりに色鉛筆を挟んで 演奏してしまいました!!!! 伝統芸能の場では ありえない一大事ですが、 いくら古典曲の収録でないとはいえ、 録音の現場でこんな前代未聞なことを しでかしたのは 私が最初で最後かと(;^ω^)。。。 それにしても、 三味線とはなんと融通の利く楽器なのでしょう (;^ω^)!!!!!!! 江戸期の浮世絵では バチのかわりにかんざしを使って弾いている 遊興図もあるくらいですし、 庶民の生活に根付いていたころの三味線は 今では考えられないほど 融通無碍な使われ方をしていたようです。 たくさんのミュージシャンが出入りするなか あまりにも時間が急いているのと、 アドリブだらけ(;^ω^)の譜面だったというのもあって 演奏したうちのどれだけ採用されるかわかりませんが、 ともかく細棹も太棹も無事録音終了! 病後初の太棹演奏は まことにドキドキハラハラでしたが、 駒を忘れてきたおかげで 色鉛筆駒のほうが弾きやすいし 「面白い音」が出る という発見をしてしまいました(;^ω^)!!! 「ひょうたんからコマ」ならぬ 「コマなくてもコマらない」(;^ω^)

つづく

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